2026-10-20

落ち葉とくせっ毛

レンガの上に落ち葉と小さな女の子がしゃがんでいる

母親になると、とにかく公園に行く。
大人になってから疎遠になっていた公園は、
今や自分の家のように落ち着く空間だ。

今日も公園へ行った。
今は秋の落ち葉を踏むパリパリという音が長女のお気に入り。

大好きなアンパンマンの絆創膏を手首に貼って、
くりんくりんのくせっ毛を束ねて、
ワクワクしながら、ただこの瞬間、
落ち葉を踏む音を楽しむ娘。

それだけ。
ほかに何も考えていない。
なんて贅沢な時間の使い方だろう。

中学生で音楽を志してから、
何かを目指してずっと頑張ってきた。
何かを手に入れようとして音楽をやってきた。

だけど、人生の中身って、
落ち葉を踏む何気ない音だったり、
なんでもない日に公園で過ごす時間だったり、
そこに気が付かないほど豊かな何かが
すでに満ち満ちているのかもしれない。

20代で、自分を癒すため
想いをぶつけるように作ってきた音楽。
でも3児の母になった今は、
そういう人生にすでにあるもの、
満ちている何かを表現する音楽も
奏でていきたいなと思っている。

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